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タイの伝統医学

タイマッサージは、インド医学であるアーユルヴェータの影響を受けています。アーユルヴェータの考え方は、宇宙の構成要素を、空、風、火、水、土の5つに分けています。それに対してタイの伝統医学では、この構成要素を土、水、風、火の4つに分類しています。

そのためタイマッサージでも、人体は4つの要素で成り立っていると考えられています。また、宇宙と人間の身体は、それぞれが分離した別のものではなく、相対関係にあるという認識の下で行われています。

タイの伝統医学では、4つに分類した構成要素のうち、土は体の20の器官を構成しており、水は体内を流れる12の水分を作り出しており、また風は6つの身体の動作を作り出し、火は体内で生じる4つの熱を作り出していると考えられています。

土が構成している身体の20の器官は、人間が生活していくうえでどれも欠かせないものばかりです。髪、毛、歯、爪、皮膚などの身体の外部のものから、骨、筋肉、靭帯、骨髄、筋膜など、身体の元となるものが含まれます。

また、内臓器官では、心臓、肝臓、腎臓、肺、大腸、小腸、脾臓が含まれています。さらに脳や脊髄、新しく食べた食べ物、古い食べ物も含まれます。

水が構成している12の液体は、身体の中を流れる液体になります。汗や涙、唾液、鼻水、尿や膿、痰などの身体の外に出る液体が含まれています。また、血液や胆汁、リンパ液や滑液などの身体を造る液体も含まれます。脂肪もこの水の範囲に含まれています。

風が構成する6つの動きとは、頭から脚への動き、脚から頭への動き、さらに腹の中の動きと胃腸の中の動き、そして血液の動きと呼吸の動きになります。

火が構成する4つの熱とは、体温、高熱、老化、消化になります。


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